2021.11.22 | 整備・車検
このページをご覧いただいているという事は、もしかして天井の垂れを気にされているのではないでしょうか?
ずばり、ケイマンですよね?
どうも、オートカフェの山本です。
この回はポルシェの天張り垂れ問題について書いていきたいと思います。
まず、天張り垂れ問題とは何かと言うと「車内の天井の生地がダルーンと空気が入ったかのように垂れてくる現象」です。
問題と名付けているのは私の勝手な都合ですが、987モデルと981モデルのケイマンに多くなってきている現象です。特に数年前に比べると結構な数の個体がこの症状を発症してきている気がします。
まずはどんな見た目になるのかをご覧いただきましょう。
コチラ↓
運転席の頭上少し後ろ側から垂れてきています。
だいたい範囲としては小学校の時に使っていた道具箱一つ分(A4サイズ)くらいダルンとしています。
普段は乗っていても、なかなか気づきにくい場所です。
しかしこの症状の恐ろしい所は、一度こうなってしまうと時間の問題で、後ほどいきなり全面が垂れてきます。
それはもういきなり。
過去にこんなことがありました。
「明日はいよいよ納車だぁ。
オーナー様も楽しみにされているし、僕も楽しみだなぁ。
うん、車内の清掃もバッチリだ。」
そして翌日、車内を何気なく再チェックしてみると、
「え、天井全部垂れてるやん。。。」
「あれ、なんか今日髪の毛がやたらと天井にあたるなぁ、盛りすぎたかな?」
と思って頭に手をやると、当たるはずのない手の甲に何か当たります。
それは天井の生地です。
いや、ほんとに急に垂れてくるんですよ。
そこで皆さんはどんな対処をしているか。
おそらく多いパターンは見て見ぬふりかホチキスや待ち針を使って固定する方法です。
これらの対処が行われた車両は誰が見ても一瞬で分かります。
こんな感じになるからです。
ホチキス跡がバーーーン!!
さすがにこれはあまりにも見た目がアレです。
また、まち針などでボタンソファーみたいな感じに手直ししているのも見かけます。
こんな見た目。
このボタンソファー方式を私自身も天井が垂れているケイマンで実際に試したことがあるのですが、時間とともに刺したまち針りが緩んできてその後に勢いよく飛んできたりしたので、あまりお勧めはしません。
何より査定時には天張り補修跡としてマイナス(減額査定)に影響してしまう事が多々あります。
そこで、オートカフェではこんなご提案。
もうなかったことにしちゃいましょう!
そうすれば、再発もない(100%と言い切れないですが過去に一度もない)天張りを直したことも分からない。
何よりリセール時の査定に全く影響無し!
なぜなら天張りを素材ごと取り外し、そして新しい生地から張り直しをするのでもう新車時と同じ状態です。
どうです?凄いでしょう?どやどや。このような素晴らしい仕上がりになります。
ポルシェの天井生地が垂れてきてお悩みのオーナー様。オートカフェまでお気軽にご相談ください。