まさにオートカフェカラー！と言うべく、ラバオレンジカラーの911カレラ カブリオレが入庫致しました！
モデルは991.2型、991.1型から大きなマイナーチェンジを991型の後期モデル。リアに積み込まれる水平対向６気筒エンジンをツインターボ化。これは排気量を縮小し、そのハンデをターボによって解消するとともに、環境性能の向上を図るという、いわゆるダウンサイジングのテクニカルトレンドを追ったものですが、ポルシェはそれを「ライトサイジング」、すなわち最適なサイズを検討した結果であると表現しています。
ただ、この991型では前期と後期モデルで人気が二分割されている印象を持ちます。ノンターボの前期が良い！という方と、新しい後期モデルカッコいい！という「ノンターボに拘るかorそこは気にしていない」で前期か後期か分かれるところですね。
まぁ、正直私自身はノンターボの前期が良い！というよりはカラーや内装の組み合わせで選びたい派なので、その目線からご紹介していきたいと思います。

まず外観、目立ちますね！スペシャルカラーであるラバオレンジとなっております！
スペシャルカラーといえば、マイアミブルーやマホガニーメタリックなどオートカフェが得意なオプションカラーでとにかく目立つお洒落なカラーです。
そしてラバオレンジに組み合わさるソフトトップ幌カラーは落ち着いたトーンのブラウン！素敵すぎではないでしょうか。
外観に大きく拘りを感じられるこちらのカブリオレ、ではインテリアの方はどうなっているかと言うと…Ｗｏｗ！アゲートグレーインテリアですよ。
新車オーダーされた初代オーナー様のセンスに脱帽でこの内外装のカラーコラボはまさにベストと言い切ってもいい位だと思いますね。
そんな完成度の高いカブリオレにはどのような装備が搭載されているのでしょうか、早速確認してみましょう！
まずはスポーツクロノパッケージ。後期モデルからはモードスイッチがダイヤル式になりステアリング右側の位置へ配置されましたね、このダイヤルを回してモード変更してドライブの味変が楽しめます。
もちろんダイヤル中央ボタンをプッシュするスポーツレスポンスも搭載。
続いて、とても希少なオプション装備である【フロントアクスルリフトシステム】が搭載されております。このシステムを作動させることでフロントエンドを40mm持ち上げてくれるので車体が縁石や傾斜路と接触するリスクが最小限に抑えることができます。このオプションだけで50万円以上するので、新車オーダー時に躊躇し結果取り付けないパターンが多いと思いますが、普段遣いすることを少しでも考えているなら間違いなく必要な装備。
ガソリンスタンドやコンビニなど、どんな場面でもフロントアクスルリフトシステムがある事によって意図せぬボディ擦りを防いでくれますし、購入時には考えていなくても手放すときのことを考えるとそれだけでも付加価値がつくので、どう転んでもプラスにしか働きません。まさに次期オーナー様にとっては嬉しい装備ですね。
そしてステアリングは標準のものよりも小径なGTスポーツステアリングを搭載。また、パワーステアリングプラスも搭載されているので低速時のハンドル操作もとても楽ちん。
シートはレザータイプのスポーツシートでヒーター機能も搭載。肌寒い季節でもヒーターをONにしてのオープンドライブは最高に気持ちいいです。
夜のドライブもご安心ください。ステアリング操舵量に応じてコーナーの内側を照らしてくれるポルシェ･ダイナミック･ライトシステムを搭載。一部ブラック仕上げのインナーが一段とカッコいいですね。
デイタイムライトも搭載されているので、日中のドライブでもカブリオレの存在を大きくアピールしてくれます。

それでは続いて走行インプレッション。
始動方式は従来と同じで車の形をしたキーをステアリング脇のキーホールに差し込み、キーをひねってエンジンを始動。
始動時の音は前期モデルと比較しても幾分マイルドになったようで、今までのような「いかにも水平対向！」という音ではなく、腹にズドンとくる重低音が奏でられています。
歩道から車道に出る段差を越えるときの感覚もいくぶんマイルドになったように感じられ、段差を越える際の各部の動きや音についてはカドが取れ、雑味も無くなって非常にピュアな感じも。
いかにも精密機械が動いている、という印象があり、個人的にはこれまでの911の重さみたいなものがなくなったような感覚を持ちました。
実際に乗ってみるとその印象はますます強まり、ターボエンジンのおかげで得た太いトルクでより乗りやすくなっています。
前期モデルの自然吸気だとこういった際に一瞬車の動きが遅れる印象があり（グッて踏んだ時にン、グーッといく感じ）、回転数が上がるのを待つかシフトダウンする必要があったのですが、むしろターボエンジンのほうが回転数が上がるラグを待つ必要がなく「大排気量エンジンのように」感じるのは非常に不思議な感覚。
正直なところターボエンジンのほうがNAっぽく、NAのほうがターボラグがあるかのように感じさせられるのはポルシェマジックとも言えるもので、まさに「最新のポルシェは最良のポルシェ」と謳われているのも納得のところ。
この様な乗り味を体感できるポイントとして、実は19インチのカレラホイールが非常に重要ではないでしょうか。もしこれが20インチほホイールを装着していたとするとフロント側は短い周波数の突き上げ感があるだろうし、この紳士的でまったりとしたサスペンションのロードホールディング性は感じにくいかもしれません。つまりこのしなやかなカレラのスプリングおよびダンピングレートに対しては、スタンダードな19インチカレラホイールの方がふさわしいんだろうなという事を感じました。
そして改めて思ったのは「僕は前期でも後期でも目の前にあるお洒落なポルシェが何より最高だ！」ということ。
ぜひこのラバオレンジのカブリオレに会いにご来店してください！そしてまずは乗ってみてください！皆さまのお問い合わせをお待ちしております！

◆ご成約となりました。数多くのお問い合わせ誠にありがとうございました！◆

◎付属品◎
取扱説明書/保証書兼整備手帳/ドライブレコーダー取説/スペアキー1本
ポルシェセンター西宮にて初度登録。

◎メンテナンス記録◎
2017年2月　12km時
PC西宮
2017年5月　3139km時
PC西宮
2017年10月　7318km時
PC西宮
2018年6月　8547km時
PC西宮
2018年8月　8579km時
PC西大阪
2019年7月　15938km時
PC西宮
2020年1月　17871km時
PC中大阪


◎オプション・標準含む搭載装備◎（五十音順）
アイドリングストップ機能
アゲートグレーインテリア
オートライト機能
手動防眩ルームミラー
シートヒーター
シングルチューブ･ツインエグゾーストテールパイプ
スポーツクロノパッケージ
スポーツモード（ダイヤルスイッチ）
スポーツプラスモード（ダイヤルスイッチ）
スポーツレスポンス（ダイヤルスイッチ）
スポーツシート
スモーカーパッケージ
タイヤプレッシャー･モニタリングシステム（TPM）
電動ウインドウディフレクター
電動格納サイドミラー
パワーステアリングプラス
パークアシスト（フロントおよびリア）
フロントアクスルリフトシステム
フルオート2ゾーンクライメートコントロール
フロアマット
ボディカラー同色塗装ドアミラー下部ペイント
ボディカラー同色塗装ヘッドライトクリーニングシステム用ノズル
ポルシェ･アクティブ･サスペンション･マネージメント（PASM）
ポルシェ･アクティブ･ドライブトレイン･マウント（PADM）
ポルシェ･コミュニケーション･マネージメントシステム（PCM:CD/DVD再生・Bluetooth・HDD録音･USBポート）
ポルシェ･スタビリティ･マネージメントシステム（PSM）
ポルシェ･ダイナミック･ライトシステム（PDLS付バイキセノンヘッドライト）
ポルシェ･ドッペルクップルング（PDK）
ポルシェカラークレストセンターキャップ
幌カラーブラウン
モデルエンブレム（PORSCHE 911）
ラゲッジネット（助手席側）
ラバオレンジ（スペシャルボディカラー）
リアビューカメラ
レインセンサー
レザー仕上げリアセンターコンソールリッド
ローンチコントロール
ETC2.0（DSRC）
GTスポーツステアリングホイール（パドルシフト付き）
ISOFIX規格対応チャイルドシート固定ブラケット（リアシート）
LEDデイタイムドライビングライト
19インチカレラホイール