色の比較第二弾。前回の「赤色」につづいて二発目を投稿です。

ごっちゃんし。山本です。

今回は個人的に一瞬で判断がする事が難しい「グラファイトブルーメタリック」と「アークティックグレー」を比較してみたいと思います。

きっかけなんですが、最近アークティックグレーのGTS4.0を買取させていただいたんですね。（前オーナー様、ありがとうございます！）

と、同時期にグラファイトブルーメタリックのボクスターも販売させていただいており、この日は天気も良かったので販売したボクスターをロードテストも兼ねて少し走らせてからサービスアドバイザーに納車整備を依頼しようと思い、「あ～、あそこにボクスターあるなぁ」と遠目から駐車場を確認して鍵を取りに行ったんですよ。

それでいざ乗り込もうと思ってもドアが開かなくて「あれ？えっ？」と思ったら、アークティックグレーのGTS4.0でした。

いやいや色味、似すぎやろ！と声には出さずにツッコんだんですが「あ、これ比較してみよ」と、そういう事です。それで今回の記事です。

まずは大前提として、どちらも有償オプションのカラーであり登場してから10年未満と、割りと最近のポルシェ新色カラー（アークティックグレーは2023年から、グラファイトブルーメタリックは2016年から。）

【グラファイトブルーメタリック=Graphite Blue metallic M5G】

【アークティックグレー=Arctic Grey M7K】

どんな色なのかなとネットで検索してもだいたいどこも書かれている内容は「青みがかったグレー」…。

青みがかったグレーと言われてもなんかピンとこないので、とりあえず並べて撮影してみよう！

という事で撮影した画像がコチラ。

日向version。

日陰version。

どちらがどっちなんだい！って声も上がりそうですが、モデルだけで見ればポルシェ通なら分かるはず。

左がグラファイトブルーメタリック（モデル：718ボクスター）

右がアークティックグレー（モデル：718ボクスターGTS4.0）

…かなり似てる…

強いて言えば右のアークティックグレーの方が若干やや赤みが入った青みがかったグレー…？笑

もうちょいズームアップします。

日向version。

日陰version。

こうみると、やはりと違う色ではありますね。

注※左がグラファイトブルーメタリック（モデル：718ボクスター）

注※右がアークティックグレー（モデル：718ボクスターGTS4.0）

実際に街中で見かけたとしたら、一瞬でどちらの色なのか判断するのは難しそうですね。（希少カラーだけに早々出会えないと思いますが。笑）

さて、色味の違いは何となく分かったきたところで次は名称の由来を調べてみました。

まずは【グラファイトブルーメタリック=Graphite Blue metallic】

そもそもグラファイトとは和名がありその和名が「石墨」らしいです。グラファイトを漢字で単純に表すと黒鉛と書くようで、さらに掘り下げていくと元素やら原子やらが出てくるので省きますが、簡単に言うとダイヤモンドや石炭、カーボンと同じ炭素系の仲間のようです。

ワードだけでも何となく「黒」、「灰」関連のイメージがわいてきますね。

続いて【アークティックグレー=Arctic Grey】

こちらには「北極の」や「北極に関連する」という意味があるようで、シンプルに「北極」や「北極圏」を表現できるワードです。

アークティックグレーというカラー名称はパソコンや時計、家具などにも比較的多く使われているようで、洗礼された印象や光によってさまざまな表情を見せてくれる点などで人気カラーのようです。という事は、家電がお好きな方はそっちの方で聞いたことのあるカラー名称かもしてません。

このグラファイトブルーメタリックとアークティックグレー、タイミング的にグラファイトブルーメタリックからアークティックグレーに入れ替わっていることから、グラファイトブルーメタリックの後継的な立場のカラーでアークティックグレーを選択できるようにしたという感じなんですかね。

ちなみに、ポルシェのカーコンフィギュレーターでは現在アークティックグレーが選択できるので試しに選択してみました。

ちがくなーい！？

実際のカラーを知らずにコンフィギュレーターだけでイメージを膨らませて購入したとしてら、いざ納車のタイミングで私は「あれ？なんかイメージと色違わない？」と思ってしまいそうです。

ポルシェの正規カタログでも選択できるカラーが載ってはいるんですけど、カラーによっては実際のカラーイメージとは結構違うんですよね。この辺の細かい所まで気の利かない感じは外国ならではなのかなと感じます。笑

さて、今回はこんなところで終わろうと思います。

また比較したら面白そうなカラーが揃ったときには第三弾を書いてきたいと思います。

それでは、また！

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