2025.10.19 | お知らせ, ブログ, 整備・車検
ポルシェと代理店契約を結んでいる正規ディーラー店舗から新車で販売された車は「正規ディーラー車」と呼ばれます。
その後オーナーが変わっても、その呼び名は変わりません。つまり、「正規ディーラー車」という言葉自体は、“新車時の販売ルート”を示すだけなんです。
ですが、オーナーの手を経るなかでマフラー交換やチューニングなどが行われ、保安基準を満たさない状態になっている車も少なくありません。
今回のニュースでは、キャタライザー(排気ガス浄化装置)が外されていたことが原因とされています。
「車検のときだけ純正に戻せば大丈夫」という話もあったそうですが、そういう問題ではありません。
AUTO CAFEは自社ショールームにポルシェ専用の認証工場を併設しています。
販売も整備も車検もすべて自社完結。だからこそ、法令を守ることを最優先にしています。
オートカフェでは、保安基準に適合した車両、または適合状態への復元を前提とした車両のみをお預かりしています。
法令を守らない整備工場は、最終的に認証を取り消され、ポルシェの整備そのものができなくなってしまいます。
私たちは、当社を信頼してくださるお客様と、一緒に働くスタッフのために長く存続していく責任があります。
だからこそ、ひとつひとつの整備や判断を正しく行うこと——それがAUTO CAFEの使命です。
「かっこよさ」や「音の良さ」も魅力のひとつですが、まずは安心して走れることが大前提。
その土台があってこそ、ポルシェを心から楽しめると私たちは思っています。
オートカフェでは、販売するポルシェに対して国家資格整備士が徹底整備を行っています。
保安基準を満たしていることはもちろん、エンジン・ブレーキ・電装・足まわりなどの主要機構を一台ずつ点検確認をしたうえで店頭に並びます。
納車前整備は、進捗を画像と共にお届けします。
ご納車時には、実際に整備を担当したメカニックが整備内容・点検結果をすべて直接お客様にご説明し、
安心してご購入いただけるよう透明性を徹底しています。
また、販売後のアフターケアもオートカフェならでは。
6ヶ月ごとの無料点検や車検、万が一のトラブル時の対応を一貫してサポートいたします。
「購入して終わり」ではなく、ご納車後も安心が続くポルシェライフをお届けしています。
中古車選びでは外観や価格だけで判断しがちですが、本当の価値は“見えない部分の整備品質”にあります。
オートカフェでは、その“見えない部分の安心”を何より大切にしています。
安心して乗れる状態を当たり前に。
それがAUTO CAFEのポルシェと長く付き合うための基本姿勢です。