2025.10.24 | お知らせ, ブログ, 整備・車検, 日常
一般的な整備現場では、不具合が見つかれば「交換」されるケースが多く、
近年ではその対象部位も増加傾向にあります。
しかしオートカフェでは、「本当に交換しか方法がないのか?」という視点から整備を見直しています。
たとえば、911やボクスターの幌の不具合やボディ干渉、変形した内装パネル、小さなものではウォッシャーホースなど。
メーカーではAssy交換しか選択肢がないような部位を、分解・修復・再構築によって蘇らせます。
そして現在も、PDK本体を分解し、シフトポジションセンサー単独交換の精度を高める研究を行っております。
それが、AUTO CAFE Technical Centerが取り組む“直す研究”。
ポルシェという名車の命をできるだけ延ばすことこそ、サステナブルな整備=SDGs整備だと考えています。
環境にも、オーナーにも優しいメンテナンスです。
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AUTO CAFEでは、実際にサーキットでレース活動を行っています。
その現場で得た「温度」「圧力」「摩耗」などのリアルなデータは、すべて整備の研究材料。
この実戦データを一般整備へとフィードバックすることで、より高精度で再現性のある整備を実現しています。
レース車両を極限状態で管理する技術を、日常の整備に応用する。
つまり「サーキット発・街中行き」の技術循環。
これがAUTO CAFE Technical Centerの最大の強みです。
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ポルシェセンターでは新品パーツへの交換が基本。
一方でAUTO CAFE Technical Centerは、「修理・再生・アップデート」という独自の整備アプローチを採用しています。
それは単にコストを抑えるためではなく、“オーナーのポルシェを長く楽しむための最適解を探す”ため。
ブランドへの敬意を持ちながら、さらに一歩踏み込んで研究する姿勢こそ、私たちの信念です。
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AUTO CAFE Technical Centerは、単なる整備工場ではなく“研究拠点”。
・交換ではなく修理という発想
・レースから得た知見のフィードバック
・修理コスト削減と環境への配慮を両立させたSDGs整備
この3つの柱を軸に、オートカフェはポルシェと共に未来へ走り続けます。
まさに、AUTO CAFE Technical Centerは「ポルシェ研究センター」そのものです。
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ポルシェの魅力は「速さ」や「高級感」だけではありません。
精密で長寿命な機械としての完成度を維持することこそ、真の価値です。
AUTO CAFE Technical Centerは、その価値を次世代へと引き継ぐために日々研究を続けています。
直すことは、未来をつくること。
それが、私たちの整備哲学です。
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