2024.11.29 | ブログ, 整備・車検
ウルトラ スエード(Ultrasuede®)は、東レが開発したスエード調の人工皮革です。天然皮革スエードの構造を再現した素材で、次のような特徴があります。
・ソフトな手触りや上質な素材感
・美しい発色
・優れた耐久性
・適度な通気性・透湿性
・快適な表面温度
・お手入れのしやすさ
・軽さ
ウルトラスエードとアルカンターラはともに、東レの故・岡本三宜博士が1970年に開発した独自の超極細繊維生産技術をベースにしています。
「ウルトラスエード」は日本の東レが開発・生産・販売する人工皮革のブランド。「アルカンターラ」はイタリアのアルカンターラ社が開発・生産・販売する人工皮革のブランドです。アルカンターラ社は東レグループの企業であり、その設立当初(1972年)より、歴史的、技術的に東レとの深い関わりがあります。
いずれもグローバルで確固たるブランドを築いているスエード調高級人工皮革です。
Ultrasuede(for Automotive)はポリエステル80%、ポリウレタン20%の極細繊維を束状に絡み合わせて作られたスエード調の人工皮革。
Alcantaraはポリエステル100%の極細繊維を束状に絡み合わせて作られたスエード調の人工皮革。
炊き立てのお米に納豆をかけて食す。
私・押田の一番好きな料理!?です。最後の晩餐も納豆とご飯と決めています。
そんな私が大好きな納豆で有名な茨城県の水戸陸事管轄の水戸ナンバーの911(type991.1)
ナンバーは水戸ですが、実際は水戸よりもさらにオートカフェから遠い日立市よりお越しいただきました。
ヘッドライニング生地が完全に剥がれて垂れさがっています。
右側はシートのヘッドレストに当たってしまっており、かなりのストレスだったようです。
車内が傷ついたり汚れないように各部を養生し、サンバイザーやルームランプ、ピラートリムなどを外します。
ヘッドライナーをボデーに留めているネジを外すと御覧の通り落ちてきます。
車室外に引き出し、取り外しは終わり。
知恵の輪がすんなり解けた時のように、気持ちの良いぐらいスルっと車外に出ます。
取り出すコツと手順がわからないと、いくらやっても出せない難しさがあります。
アルカンターラ生地を剥し、天張りのベースに付着したウレタンを完全に除去していきます。
今回はウルトラスエードのベージュを使用し張替ていきます。
ルーフライニング専用生地は伸びが良いため容易に貼り付けできますが、このウルトラスエードはルーフライナー専用ではないため、ほとんど伸びることがなく凹凸や湾曲部の貼付けが非常に困難です。
しかし、そこは技術力でカバーし綺麗に張ることが出来ました。
はみ出ている部分を裏側に折り返し、余分な部分はカットして完成です。
Aピラートリムも併せてウルトラスエードに張り替えました。
触り心地はアルカンターラと変わらないため、最高の出来上がりです。
Aピラートリムも張り替えたため、ヘッドライナーからAピラーへの繋がりも完璧でダッシュボード(インパネ)やドアトリムとも一体感のある仕上がり。
ウルトラスエードから出ているルクソールベージュ疑似色のベージュは、porsche純正アルカンターラより少し明るい色合いのため、BピラートリムとCピラートリムとは若干の色の違いがあります。
ただ、言われなければ気が付かないレベルにはなります。
オートカフェは千葉県にあり東京・神奈川・埼玉などの関東地域や名古屋・長野方面からも車検や整備でご来店いただいております。
そのためオーナー様をお待たせする事のないよう、完全予約制にて作業を承っております。
オートカフェは歴史的に後世に価値の残るであろうporscheを、完璧なリペアにて後世に引き継いでいきます。
※徒歩5分圏内に八千代緑が丘駅(東京メトロ東西線直通東葉高速鉄道)・アパホテル・イオンモール・TOHOシネマズなどがあります。
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