こんにちは。ポルシェ専門店「AUTO CAFE」のカーライフプランナーです。
私たちは日々、ポルシェを検討される多くのご主人とお話しています。
そのなかで、皆さまからよく聞くこの言葉。
「ポルシェ、欲しいけど…妻にどう説明したらいいか…」
そんなお悩みをお持ちのご主人のために、
“感情”だけでなく“根拠ある数字と事実”でご説明するためのツールを作成しました。
はい。カンペです。
奥様説得用の。
ハンドルを握るご主人にとって、ポルシェはまさに“運転する楽しさ”を実感させてくれる車です。
そのワクワクをぜひ助手席の奥さまにも感じてほしい——でも、まずはその魅力をきちんと伝えることが必要です。
本当に楽しむためには、「納得して迎えてもらうこと」が最初のハードル。
ここを一緒に越えられたら、あとはポルシェが“楽しい時間”を連れてきてくれます。
ここでご紹介する燃費やリセールなどの目安数値を表記(説得用)しておりますが、この部分を現実的な数字をもとにご検討いただくのも、少し夢を添えてプレゼンされるのも、どちらも素敵なアプローチです。
なぜなら、そのどちらから始めても——ポルシェと過ごす日常が、思っていた以上に心を満たしてくれる。
そんな幸せなゴールにきっとたどり着けると、私たちは確信しています。
印刷しキリトリ線から下をそのままプレゼン資料としてもよし、暗記して熱演するもよし。
セリフは「ゆっくり」「低音ボイス」「堂々と微笑みを交えて」、ブラッド・ピットになりきることが大切です。
(以下カンペ)
ーーーーーー(キリトリ線)ーーーーーー
― 「また車の話?」…だけど今回は、
ちょっと“人生”に関わる話なんです ―
ただ「欲しい」だけじゃないんです。
この車に乗れば、これまでの「移動」が「目的」に変わります。
お買い物の道中も、旅行の行き帰りも、それ自体がイベントになる。
そんな特別な時間をつくってくれるのがポルシェという存在です。
でもきっと奥さまは、「輸入車」「スポーツカー」と聞くと、燃費や維持費、安全性など、いろんな不安がよぎるのではないでしょうか。
いちばん大切な存在である奥さまにだからこそ、
今抱いているイメージとこれから起こる素敵な現実について、
ちゃんと丁寧にお伝えしたいのです。
なぜ「贅沢品」だと思われてしまうのか?
ポルシェ=贅沢品。
そう思ってしまうのは、ある意味当然かもしれません。
奥さまの中には、こうしたイメージをお持ちの方も多いと思います:
- 燃費が悪くて、ガソリン代がかさみそう
- 外車だから、壊れやすくて修理代が高そう
- 消耗品やタイヤも特別仕様で維持費が心配
- 高級車でしょ?そもそも高すぎるのでは…?
でも、実はこれらは昔のイメージや他の輸入車と混同された“誤解”なのです。
ここから先は、実際のデータと根拠に基づいて、その誤解を一つずつ解消していきます。
1|燃費のイメージを覆す数字があります
「リッター4〜5kmって聞いたけど…?」
- イメージではリッター4〜5km? 実はそんなことありません
→ 「ポルシェって、ガソリンをまき散らして走るんでしょ?」
そんなふうに思われがちですが、今のポルシェは燃費性能も非常に優秀です。
- 奥さまのイメージを覆す実燃費がこちらです:
モデル |
排気量 |
実燃費の目安 |
718 ケイマン/ボクスター |
2.0〜2.5L |
約9〜13km/L |
911 カレラ系 |
3.0〜3.8L |
約7〜10km/L |
911 ターボ系・GT系 |
3.8〜4.0L |
約5〜8km/L |
→ 718シリーズは街乗りでも9km/L前後。高速道路なら13km/Lを超えることも。
- 実は“国産SUVやミニバン”と同等か、それ以上
→ たとえば、大きめのミニバンでは街乗り5〜7km/L程度になるケースも多く、
実燃費で比べればポルシェが不利とは限りません。
- スポーツカー=燃費が悪い、という思い込みは時代遅れに
→ 特に現行モデルは、ターボや効率的なエンジン制御技術の進化により、
「走る楽しさ」と「燃費の現実性」を両立した車がポルシェなのです。
🚗 ハイブリッドや軽自動車ほどではありませんが、SUVやミニバンと同等の燃費性能を実現しています。
2|維持費も“想像よりずっと普通”です
✅ 「外車=お金がかかる」はポルシェには当てはまりません。
✔ タイヤについて:
- 摩耗しにくく、想像以上に長持ち
→ ポルシェのタイヤは「高性能=すぐ減る」と思われがちですが、
実際はシャシー設計と重量配分のバランスがよく、摩耗が均一で長寿命です。
- 安全性・乗り心地もハイレベル
→ ポルシェで主に使われるタイヤは、
走行性能だけでなく、静粛性・雨天時の安定性・高速域でのブレなさまで考えられています。
→「タイヤでここまで違うのか」と驚かれる奥さまも実際にいらっしゃいます。
- 交換費用は“一見高め”でも回数が少なく、実はコスパがいい
→ たとえば1本5〜6万円でも、長寿命+性能の高さを考えると、
“高級SUVやミニバンと同等かそれ以上にコスト効率が良い”という評価もあります。
- ローテーション不要でも設計上のバランスが優秀
→ 前後でサイズは異なりますが、ローテーション不要の設計で、実用上の不便はほぼありません。
✔ 消耗品について:
- オイル交換:意外にも国産高級車と大差なし
→ ポルシェのオイル交換費用は2〜4万円位。
一見高く見えても、オイルの性能が高く、結果的にコスパは良好です。
例えば年間走行5,000kmなら、たった1回です。
- ブレーキパッド:減りにくく、安心感も◎
→ 宇宙一という高性能なブレーキが付いていますが、制動力が高いため余分に踏みつづけずに済み、減りにくい傾向にあります。
交換サイクルは3〜5万km程度が目安で、国産SUV等と大差なし。
- バッテリー:輸入車らしい“特別感”は不要です
→ 現在のポルシェはバッテリーサイズも安定しており、市販品でも適合するモデルが多くあります。
- “消耗しにくい”設計がベースにある
→ ブレーキや冷却系なども含め、日常使用を前提とした耐久性の高い設計がされているため、
「頻繁に消耗してコストがかさむ」というケースは少数です。
✔ 故障について:
- 設計段階から“耐久性ありき”のクルマ作り
→ ポルシェは快適性能の追求ではなく走行性能を追求したクルマづくりを前提に、
高回転・高負荷に耐える強靭な設計がなされているため、むしろ“オーバースペックなほど丈夫”なのです。
- エンジンやミッションの信頼性が非常に高い
→ 特に911や718シリーズは、10万km以上走っても大きなトラブルが出にくいと評判。
その耐久性は、長年サーキットやレースの現場で鍛え上げられたポルシェならでは。
- 電装系・電子制御も非常に安定している
→ 過剰なまでの快適装備を搭載した現代の輸入車でありがちな「謎の警告灯」や「不具合頻発」も、
ポルシェに関しては非常に少なく、制御系のトラブル報告も限定的です。
- 壊れないからこそ「長く大切に乗れる」ユーザーが多い
→ 実際に、中古車市場でも走行距離が伸びていても人気が落ちないのは、
「壊れないクルマ」としての信頼性の証とも言えます。
✔ 税金について:
- 「高級車だから税金も高い」は一概には言えません
→ 税金は「高級感」ではなく、排気量や車両重量で決まるため、
コンパクトなモデルほど負担はむしろ少なめです。
- 718シリーズ(ボクスター/ケイマン)はとても軽量・低排気量
→ たとえば2.0Lエンジン・1.4t台の718モデルなら、
・自動車税:39,500円(年)
・重量税(車検時):1年換算 12,300円(1.5t以下)、
さらに自賠責保険(2年間):17,650円(一般普通車と同じ)
→ 国産のミニバンやSUVと同等か、それ以下の水準です。
- 911シリーズも「想像よりもずっと現実的」な範囲
→ 3.0〜4.0Lモデルでも
・自動車税:51,000円~65,500円/年(排気量によって)
・重量税:1.5〜2.0t枠内、1.5t以下のモデルもあります。
→ 国産セダンや大型SUVと比べて高いわけではありません。
- 毎年かかる費用として冷静に見ると、想像より穏やか
→ 税金は「ポルシェだから高い」のではなく、あくまで“クルマとしての区分”に沿って計算されるだけ。
→ 「スポーツカー=維持が大変」という印象は、昔のイメージにすぎないかもしれません。
3|“資産価値が落ちにくい”という最大の強み
「車は買った瞬間に価値が落ちる」とよく言われますが、
ポルシェは例外です。
下のリセールはポルシェでは”あるある”です。
車種 |
購入価格 |
4年後の価値 |
差額(実質コスト) |
高級セダン |
1000万円 |
約300万円 |
▲700万円 |
ポルシェ911 |
1000万円 |
約700万円 |
▲300万円 |
- ポルシェは“中古でも欲しい人が絶えない”ブランド
→ ポルシェにはモデルごとに熱心なファン層が存在し、希少性も高いため、
年数が経っても「型落ち」ではなく、「価値ある一台」として評価されます。
- オプションの多さが“世界に一台”の魅力に
→ カラーや内装、ホイール、スポーツエグゾーストなどの豊富なオプション構成が個体価値を上げる要因に。
→ 他と“かぶらない”ことが、中古市場でも強みとして評価されます。
- 「売る時にびっくり」するケースも少なくありません
→ たとえば1000万円で購入した911や718が、
4年後でも700万円以上で売れるケースも十分にあります。
→ 一方、一般的な国産・輸入車高級セダンでは、同価格帯で購入しても4年後に残るのは300万円前後、それ以下ということも…。
- リセールを見越せば“実質負担額”はむしろ少なく済むことも
→ 「高い買い物」ではなく、「価値が落ちにくい資産としてのクルマ」と考えると、
家計にとっても合理的で損の少ない選択になります。
✅ この「リセールの強さ」があるからこそ、ポルシェは長く乗っても“損が少ない”のです。
4|乗りごこち
- スポーツカーだけど、日常使いを前提に作られています
→ ポルシェは「速いクルマ」ではなく、「どんな道でも快適に走れるスポーツカー」。
超高性能のサスペンション設計とボディ剛性の高さにより、路面の起伏を吸収し安定した走りを実現します。
- しっかりとした安定感が“安心感”につながる
→ 地面に吸い付くような走行感で、高速走行時でもハンドルがブレにくく、揺れやふらつきが少ないのが特徴。
→ 実際に助手席に座った奥さまから「こんなに乗りやすいと思わなかった」という声も多数あります。
- シートのホールド感が心地よく、長距離でも疲れにくい
→ ポルシェのシートはただ硬いのではなく、骨格を自然に支えてくれる“疲れにくい設計”。
一般車に起こりがちなフラフラ揺れることを無意識に正そうとする身体の動きが少なくなる分、疲労が軽減されます。
- 快適装備もオプションでしっかり用意されています
→ヒーターや冷風が出るシート、体に合わせて細かく調整できるシートなど快適装備もオプション設定が用意されています。
(ここから先は下の点線で山折りにし、ご主人に代わりオートカフェが奥様にプレゼンします。)
ーーーーーー(山折り)ーーーーーー
5|そしてなにより、笑顔が増えます。
クルマを買うというより、“時間の過ごし方を変える”ためにポルシェを選ぶ人が増えています。
ご主人がポルシェに乗りたいと言ったとき、
それは「単なる趣味」ではなく…
「あなたと過ごす週末をもっと楽しいものにしたい」
「素敵な場所に連れて行ってあげたい」
「運転という時間を共有したい」
という、小さな、けれど大切な“願い”なのかもしれません。
6|家計との両立も、プロがしっかりサポートします
「そうはいっても、やっぱり心配…」という奥さまへ。
AUTO CAFEでは、家計の現実と向き合いながらのプランニングも可能です。
- ✅ 家計に無理のない月額での購入方法(残価設定ローンなど)
- ✅ リセールを見越したモデル選定サポート
- ✅ 万一のときも安心な保証プラン
「欲しい」ではなく、「現実的に持てるか」まで一緒に考えます。
最後に:ご主人の「ポルシェに乗りたい」は、人生を楽しむ合図かもしれません。
あなたのご主人がポルシェを欲しがっている理由は、
“かっこいい車が欲しいから”だけではありません。
「仕事も頑張ってきたし、これからの人生は、好きな人と、好きな場所へ行く時間も大切にしたい。」
奥さま、ちょっと耳を傾けてみてください。
そしてもし、ご不安なことがあれば、私たちにお気軽にご相談ください。
数字で、現実的に、そして心からご納得いただけるご提案をお約束いたします。
ーーーーーー( キリトリ線 )ーーーーーー
(カンペおわり)
カンペは準備万端。あとは“実行あるのみ”です。
ご主人、ここまで読んでくださったからには、もうプレゼン準備100点です。
あとはその想いをブラピになっりきって堂々と伝えるだけ。
たとえポルシェに対する固定観念や魅力が、すぐには伝わらなかったとしても、どうかあきらめないでください。
ポルシェに乗りたいという想いには、他では代わりのきかない特別な価値があるのですから。
もし途中で詰まってしまっても、ご安心ください。
AUTO CAFEが、代わりにでも、一緒にでも、しっかりサポートいたします。
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