2025.12.12 | ブログ, 整備・車検
981ボクスターで幌をオープンにすると、リアフードに当たってしまう症状。
数多くの車両で発生しています。しかし、大多数のオーナー様が気が付いていません。
当店のブログやSNS等で目に留まり『自身のボクスターを確認しところ干渉していた』と、お問い合わせが多くなっています。
ポルシェセンター様では幌のお取替えとなってしまうようですが、当店ではリペアで修理を行います。


先ずはコンバーチブルトップの室内側内装生地を外します。

第一の原因
不具合部位は、下の写真の赤楕円部位。
赤楕円の左右にわずかに見えている【紐】で、幌オープン時に幌が折りたたむように引っ張ています。

下の写真が、ほぼ正常な状態(少しほつれが発生しています)。

下の写真は、端部にほつれが発生している状態。

そして下の写真は、最終段階。完全に切れてしまっています。
これでは、オープン時に幌を引っ張ることができません。
そして大がかりなリペア作業になります。

第二の原因
不具合部位は、正規では非分解内部の接着の剥がれ。

幌表皮裏側(レッドライン)と幌内部防音材側(ブルーライン)は、本来接着されています。
第一原因の紐でいくら引っ張ても、接着が剥がれていては幌は引っ張れません。

幌が干渉してしまう原因は、以上の2つの要因からなります。
紐部分がほつれていたから治しても、引っ張る力が戻ることで剥がれていなかった接着がいずれ剥がれます。
反対に紐部分はほつれていなかったからと、接着だけ行っても引っ張りへの反力が大きくなるので、いずれ紐部位が切れてしまいます。
オートカフェでは、どのような状態でもリペア可能ですので、ボクスターを本来あるべき姿へと戻すことができます。
当店では、既に数十台の作業実績がありますので、ご安心してお任せください。


専用接着剤での接着により、24時間の接着剤乾燥時間が必要となります。
そのため最短で、午前10時お預かりで翌日午後完成次第のお引渡しとなります。※お引き取りは1週間後等でも結構です。
オートカフェは千葉県にあり東京・神奈川・埼玉・茨城などの関東地域や名古屋・長野方面からも車検や整備でご来店いただいており、遠方では広島県呉市や石川県金沢市からもお越しいただけております。
また、ポルシェセンター様や大手輸入車中古販売店様からのご依頼も多くなっております。
当店ではオーナー様をお待たせする事のないよう、完全予約制にて作業を承っております。
オートカフェは歴史的に後世に価値の残るであろうporscheを、完璧なリペアにて後世に引き継いでいきます。
※徒歩5分圏内に八千代緑が丘駅(東京メトロ東西線直通東葉高速鉄道)・アパホテル・イオンモール・TOHOシネマズなどがあります。
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