2025.07.28 | ブログ, 整備・車検
ポルシェ911でも特段人気のある991.1(991前期モデル)
初期デリバリーから14年という月日が流れている為、丈夫な車ではありますが少しずつ不具合も起き始めています。
冷却水(LLC)漏れで多くなってきているのが冷却水タンク(LLCタンク)の漏れです。
左後方マフラー出口付近に垂れた跡が有ると冷却水タンク漏れが濃厚です。
冷却水システムを加圧し漏れ箇所を特定していきます。
マフラーに冷却水が付着。さらに上の遮熱版にも付着しています。
この時点でタンクか、タンク周辺のパイプもしくはホース等の漏れが濃厚です。
タンクが見えるように、各パーツを外していきます。
タンク下に冷却水が垂れています。
ただし目視出来ないので確実にタンクとは判断できず、タンク下のジョイントやホースの可能性が残ります。
そこでマイクロスコープ(内視鏡みたいなカメラ)でタンク下面を確認
ジョイントやホースではなく【タンク本体】と断定
こちらが外したフルードコンテナ
接合部の溶着部より漏れが確認できました。
冷却水タンク(Porsche部品名称:フルードコンテナ)からの冷却水(Porsche部品名称:アンチフリーズクーラント)漏れは比較的走行距離の多い車両に見受けられます。
エンジンルームの熱によりプラスチックが劣化し漏れに至ると考えられます。
ポルシェ正式部品名称
冷却水タンク:Porsche部品名称【フルードコンテナ】
冷却水:Porsche部品名称【アンチフリーズクーラント】
【フルードコンテナ】の内部構造はこちら
991の冷却水漏れで増えているタンクからの漏れ!分解偏
オートカフェは千葉県にあり東京・神奈川・埼玉・茨城などの関東地域や名古屋・長野方面からも車検や整備でご来店いただいております。
遠方では広島県呉市や石川県金沢市からもお越しいただけております。
そのためオーナー様をお待たせする事のないよう、完全予約制にて作業を承っております。
オートカフェは歴史的に後世に価値の残るであろうporscheを、完璧なリペアにて後世に引き継いでいきます。
※徒歩5分圏内に八千代緑が丘駅(東京メトロ東西線直通東葉高速鉄道)・アパホテル・イオンモール・TOHOシネマズなどがあります。
【関連ブログ】
ポルシェ専門店オートカフェのPorsche車検をご紹介!
ドアトリム・内張り浮き・反りの日帰り修理 ポルシェ981ボクスター&ケイマン・911type991
ポルシェ911type991のベージュアルカンターラ天井垂れ修理
981ケイマンの天井垂れ下がり修理(日帰り)
981ボクスターの幌オープン時のボデーへの干渉リペア!
ポルシェの車検はポルシェ専門店・オートカフェへ!
【Porscheの売却をお考えの方へ】
auto cafeが運営しているポルシェ専門の買取です。
ポルシェ買取.CAFE
過去の買取ブログ
熊本県から981ケイマンGTSのお買取をさせていただきました!